研究倫理に関する基本理念
インフォームドコンセントとは、診療だけに限るものではありません。研究面においても学会
等で発表や報告の際は、対象者とその保護者、さらに実施している施設の長の同意をはじめ
、同一施設内のあらゆるレベルで対象者に関わっている他職種のスタッフ、また共同協力の
もとで研究を実施している場合にはそのスタッフ等に、発表の目的や発表の場所、日時、発表
する内容やその趣旨などについて、十分な説明や理解を得、さらに一方的でない同意を得て
からの発表という手続きが不可欠となります。
近年、例えば学内で卒論などで学生からアンケートをとる場合にも、学内倫理委員会の承認
の上で、対象となる学生に趣旨説明と、アンケート内容の開示、その結果の処理方法、資料を
発表する場合には限定された発表の場についてまで説明した上で、これに同意し協力するとし
た学生からだけアンケート協力を得るのが一般的になりました。倫理的配慮義務は、全国的学
会ばかりでなく支部会、また各地で行われている地方会・研究会等の活動においても必要です。
演題の申し込みの時点において、対象者、保護者、あるいは実施している施設の長、共同研究
者などの承諾につき、書面による記録・保存をお願いいたします。
あらためまして、学生、対象者およびその家族の利益を守り、またプライバシー保護の義務
の上で、なお一層のご配慮を重ねてお願いするところであります。
全国私立リハビリテーション学校連絡協議会
倫理・評価委員会